#かおる暮らし 04 / 〈メニコン専門スタッフ3名×赤平薫〉 第一回座談会 [後半]
赤平) 前半では「嗅覚」=香りについてお話しましたが「視覚」についても伺っていきますね。好きな色って何色ですか?
Azusa) 私は、ブルーです。もともとはブラウンが好きでしたが、人に似合うと言ってもらえる事でだんだん好きになってきたと言う感じで。ブルーを選ぶようになりました。レッドとかオレンジとかビビットな色も好きです。
赤平) その辺のカラーの印象はAzusaさんの好きな香りであるベルガモットの傾向と似てるかもしれませんね。
Nanako) 私もブルー好きです。パステル系全般が好きで、その中でもパステル系のくすみがかったブルーが好き。昔はピンクが好きでしたが歳を重ねるにつれてピンクなどが着にくくなったのもあるかもしれません。
Nami) 私はイエローとオレンジ。あとブルーも好きで、昔はブルー中心でしたが、洋服では似合わないと気づくタイミングがあって着なくなりました。名刺入れやスマホカバーなど小物はブルーのものを使っています。
赤平) どんなタイミングでしたか?
Nami) 友人の結婚式に参加し、その時の写真に写っていた濃いめのブルーを着た自分を見て、顔色が合わないと思いました。顔映りって本当に大事で、サーモンピンクの服を思い切って買ってあててみて「おっいいじゃん!」って。だんだん好きな色じゃなく、似合う似合わないで選ぶようになりますよね。
赤平) 顔映りって年々変わりますよね。だんだん似合う似合わないが出てくる。最近では自分に合ったカラーを判断するのにパーソナルカラー診断っていうのがありますよね。定番化されてきているみたいですが、診断した事はありますか?
Azusa) 友達が行って、自己診断と全く違ったらしく持ち物を総替えしていました!(笑)
Nanako)Nami) 気になる!!
赤平) 気になりますよね。診断サイトを用意したのでやってみましょう。
赤平) 私とNamiさんが「春」、AzusaさんとNanakoさんが「秋」でしたね。自分で春って意外かも。着てる服とかは夏か冬のイメージで選んでいました。でも確かにこの辺りの色は着るかもしれない、ってありますね。色の持つパワーみたいなのってあるじゃないですか。レッドだと暑くなったり交感神経優位になったり、逆にブルーだとちょっと落ち着いたり。香りもそうなので、色と香りの組み合わせでの相乗効果みたいな事も期待できますよね。入浴剤なんかも目から入ってくるカラーの情報の指令と香りで伝わる指令がマッチしてダブルで効果があるのかもしれません。
一同) ありますね。
赤平) 春夏秋冬でパーソナルカラーを出しましたが、香りにもマッチする春夏秋冬みたいな事があるんじゃないかと思うんです。この香りでこの時期が思い出されるというようなエピソードってありますか?
Azusa) 季節ではないですが、大学の卒論の作成をひたすらスターバックスにこもってやっていたので、コーヒーの香りがするとその時の大変さを思い出してしまいます。
Nami) 私も懐かしい記憶で、蚊取り線香の香りで実家が思い出されて、幼かった頃の夕方の景色を思い出しますね。
赤平) すれ違った時に元彼の香り…のような話もよく聞きますが、私の場合は、すれ違いざまに「この人絶対アロマ使ってる!!」って事があります。精油一つ一つの香りではなく、独特の合わさったナチュラルな香り。その度に精油の香りがもっともっと広まってほしいな、と思いますね。だんだん精油の香りで記憶が思い出されるようになると素敵だなぁと。
みなさんのように印象的な香りにふれると特別な情景を思い出すことって実際にありますよね。きっとそれぞれにあるものだと思うので、お友達やご家族など周りの方ともぜひ共有して聞いてみてください。私も今日のお話しを通して、嗅覚と視覚ってやっぱり密接な関係があるように感じたので、もっと調べてみようと思いました。
今回は「嗅覚」と「視覚」でしたが、今後、残る「聴覚・味覚・触覚」についても座談会を行いたいと思ってます。