#かおる暮らし 02 / 土用の過ごし方[前編]
鰻と土用とアロマセラピー
「土用の丑の日には鰻を食べる」というのは、
江戸時代から続いている風習で、誰でも知っている夏の風物詩。
でも、土用って鰻を食べる夏の丑の日だけじゃないのをご存知ですか?
年に4回、季節が終わり次の季節に移る期間を土用と言い
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前に約18日間ずつ、1年で約72日間も土用の期間があります。
春土用・夏土用・秋土用・冬土用。
それぞれの期間が、次の季節に対応できる身体に変わっていかなければならない大切な期間なんです。
けれど、現代に生きる私達は、日々のストレスや乱れた生活習慣などにより、
自律神経を整えるのが下手になっています。
季節の変わり目に体調を崩すことが多いのには、そんな理由があるんです。
特に夏の土用は注意が必要。
夏土用は一年で最も暑いとされる大暑(たいしょ)の時期と重なり、
夏の日差しや蒸し暑い熱帯夜で体力が消耗してしまうタイミング。
また、雷雨や台風による気圧の急変など、気象環境が激しく変化する時期でもあり、
自律神経の調整がついていかず体調を崩し、いわゆる夏バテになってしまうことも。
この時期に夏バテにならないよう養生し、心身ともに爽やかに乗り越えることが
やがてくる秋や冬の健康にも繋がっていきます。
心身ともに夏を爽やかに乗り切る!そのために精油の力を借りましょう。
爽やかさを感じる代表的な精油といえば・・・
ユーカリ・ペパーミント・薄荷・ローズマリー・レモン・ライム等ですね。
そして夏バテの原因となる自律神経の乱れも、アロマセラピーで整えることができるんです。
そのお話は後半で・・・
●【次回】 7月末公開予定 #かおる暮らし 02/ 土用の過ごし方[後編]
赤平 薫 Akahira Kaoru
・英国ITEC認定 アロマセラピスト
・英国ITEC認定 ホリスティックセラピスト
イベントでのセミナーの講師
また 現在犬の食事療法インストラクター師範としても活動中