#アロマとピラティスと五感04 / カラダもココロも呼吸でほぐす![前編]
腹式呼吸でリラックス
日に日に寒さを感じるようになり、あっという間に今年も残りわずかとなりました。
何かと忙しい時期ですが、元気に一年を締めくくりたいですね。
私も慌ただしくさせていただいています。競輪選手の方々のサポートで、ピラティスを通じて正しい身体の動かし方のレッスンをしたり、インストラクター養成講座が始まったり…充実した日々が続いています。
そんな忙しい時にこそ大切なのが深呼吸。
ピラティスでも呼吸はとても大切な要素ですので、まずはじめに鼻から吸って口から吐く「腹式呼吸」の仕方からお伝えしますが、「さぁ、お腹を使って深く呼吸をしましょう」といっても、ほとんどの方がどうしたらよいかわからず戸惑われます。しかし慣れてくると、呼吸をしながら動くことが自然とできるようになり、より高い効果を実感されています。
意外と難しい腹式呼吸。日常の中で呼吸を意識しようとしても難しいかもしれません。
そこで、アロマを使ってみるのはいかがでしょうか?
気分に合わせたアロマをチョイスして、お腹を意識しながら鼻からたくさんの心地よい香りを吸い込み、ゆっくり口から息を吐いてみてください。自律神経が整い、頭がクリアになってリラックスできますよ。
寒い季節のお悩み「肩こり」
寒くなると、動くことが減るのと同時に気持ちの面でも気が張ってしまい、自然と肩に力が入りがちに。そして、いつのまにか肩周りが凝り固まってしまいます。この時期は特に肩こりで悲鳴をあげている方が多いのではないでしょうか?
健康自慢の私の唯一の弱点も肩こりです。ピラティスを始める前は、休日はマッサージのハシゴをするなんて無謀なことをしていたほどです。(笑)
ピラティスを始めてからは、肩周りにアプローチする動きをしたり、月に1、2回勉強も兼ねて筋膜ケアをしてもらって解消していますが、運動とケアを上手に併用してバランスをとることが効果的です。お客様にもそうご案内しています。
先ほどご紹介したアロマを使った腹式呼吸でのケアでもいいかもしれませんね。
呼吸を使って肋骨を広げたり閉じたりすることで、肋骨にくっついている背骨の配列を整え、背骨に柔軟性が出た結果、反り腰の改善や背中周りが動きが良くなり、正しい姿勢になります。姿勢が良くなると肩甲骨がスムーズに動くので、そこから肩こり改善につながります。
上手に呼吸を使って身体と心、両方ともほぐしていきましょう。
コラム後編では、肩こり改善のための筋肉をダイレクトに使うことのできる“ご自宅でできるピラティス”をご紹介します。
今回一緒に使用していきたいアロマは、dream eyesです。ラベンダーやスイートオレンジの心地よい甘い香りが疲れた身体を癒してくれます。動いた後はしっかり睡眠をとって身体を休めましょう。
★オススメのkagural
dream eyes
●【次回】 12月下旬公開予定 #アロマとピラティスと五感04 /カラダもココロも呼吸でほぐす![後編]
亀谷なおみ Naomi Kamegai
ピラティススタジオnano代表
ピラティストレーナーとして一般のお客様からプロスポーツ選手まで、運動を通じて痛み・動き・姿勢を整え、
日常生活を快適に過ごす、競技パフォーマンスを上げるマンツーマンの運動指導を行なっている。
また、2店舗のスタジオ経営を行う中で人材・指導者育成にも力を入れており、これまでに約300人のトレーナーを輩出。
2019年からは「ココロのコンサルタント」としての活動も開始し、
心身の強化&ケアをすることでパフォーマンスの高い人生を送るサポートをしている。