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#アロマとピラティスと五感03 / 内臓の位置を整えて胃腸スッキリ![前編]

無理のない目標で動いていきましょう

夏が終わり、酷暑もようやく落ち着きました。私は夏が大好きなので少し寂しいです。

夏が好きな理由は、前回お話ししたようなイベントを楽しむということもそうなのですが、体が温まっているので動きやすく、一歩が出やすいということがあります。行動範囲が広がり、気持ちが自然と前向きになります。

それでいうと初秋は過ごしやすく、運動にも良い季節ですね。ただ、だんだん冬が近づき温度が下がってくるにつれ億劫になってしまいがちです。運動好きの私でさえそう思ってしまうということは、運動が苦手な方はもっとですよね。スタジオでも、お客様に「寒さに負けずに動きましょう!」と啓発していますから、お手本としてまずスタッフが率先して目標を決めて掲示し、成果発表するようにしています。

個人的な目標は、これからの季節は年末に向けてどうしても飲食の機会が続くので、今のうちにちゃんと動いて体重を減らしておくことです。やはり年齢とともに基礎代謝も減りますので、一駅歩く、など無理のない範囲で目標を立てて継続していきたいと思っています。

食欲の秋のお悩み「胃もたれ」

やはり、お客様からも秋冬に多いお悩みは食べ過ぎ、飲み過ぎによる「胃もたれ」や「体重が増えた」というお声です。胃腸の働きをよくしたい方にはぜひとも積極的にピラティスを行っていただきたいです。

と、いうのもピラティスには“内臓の位置を整える”という効果があります。
内臓は日常生活の中での立位、座位の状態で姿勢が悪いとだんだん下がってきてしまいます。そして位置が悪くなることで内臓ひとつひとつに負担をかけ、機能低下を起こしてしまいます。
ピラティスでは仰向けの状態でのレッスンで内臓の位置を整える動きをしていきます。仰向けになると内臓が横並びになり、潰れていた内臓がニュートラルな状態になります。その状態で肋骨を使って正しい呼吸をし、筋肉を動かします。すると筋膜も連動しそこから内臓の位置を正常な位置に戻します。

ネットに入ったみかんに例えると、ネットが筋膜、みかんが内臓のようなイメージです。それらは手足顔などの末端からすべて繋がっています。不調の兆候が末端にでることも多いですよね。

実際に内臓が動いたサインとして、レッスン中にお手洗いに行きたくなったり、前傾や後傾の骨盤が整ったおかげで生理痛や生理不順がなくなったという成果が見られることがあります。最近では骨盤底筋群へのアプローチやインナーマッスルを鍛えるためにマタニティピラティスとして妊娠中にもレッスンを受けられる方も多いんですよ。

コラム後半では、内臓の位置を正常に戻すことで、胃腸の働きを助ける“ご自宅でできるピラティス”をご紹介します。

今回一緒に使用していきたいアロマは、relax eyesです。上品な香りのベルガモットや深みのある香りのパチュリで心を穏やかに。ピラティスで内臓の位置を整えて、食べたい欲を落ち着かせていきましょう!

オススメのkagural
 relax eyes

●【次回】 10月下旬公開予定 #アロマとピラティスと五感03 / 内臓の位置を整えて胃腸スッキリ![後編]

亀谷なおみ Naomi Kamegai
ピラティススタジオnano代表
ピラティストレーナーとして一般のお客様からプロスポーツ選手まで、運動を通じて痛み・動き・姿勢を整え、
日常生活を快適に過ごす、競技パフォーマンスを上げるマンツーマンの運動指導を行なっている。
また、2店舗のスタジオ経営を行う中で人材・指導者育成にも力を入れており、これまでに約300人のトレーナーを輩出。
2019年からは「ココロのコンサルタント」としての活動も開始し、
心身の強化&ケアをすることでパフォーマンスの高い人生を送るサポートをしている。

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